PROFILE

高校までサッカーに打ち込み、プロを目指す中で骨折。接骨院に通ううちに選手のサポートを志すようになり、専門学校で柔道整復師の資格を取得。卒業後はスポーツクラブでアスリートをケアする接骨院に就職し、兵庫県西宮市や愛知県名古屋市で有名アスリートのトレーナーも務める。2024年10月に独立し「けんしょう野洲駅前鍼灸整骨院・整体院」を開業した。現在は後進の育成にも注力している。

COMPANY DATA

有名プロアスリートのトレーナーも経験

インタビュアー 濱中 治

濱中　滋賀県野洲市で地元の方々の健康を支える「けんしょう野洲駅前鍼灸整骨院・整体院」さん。まずは、大谷院長が開業するまでの歩みを教えてください。

大谷　高校時代の私はサッカーに打ち込み、プロを目指していました。そんな中、試合中の接触で骨折して接骨院へ通うようになったんです。その接骨院で「選手のサポートもやりがいがある」と感じ、専門学校に進学して柔道整復師の資格を取りました。卒業後に入社したのは、スポーツクラブでアスリートをサポートする接骨院です。兵庫県西宮市に2年、愛知県名古屋市に10年赴任し、有名女子プロサッカー選手のトレーナーも務めました。当院を開業したのは2024年10月のことです。同時に古巣の会社で若手の教育を任され、週に一度は名古屋市まで足を運んでいます。

濱中　まさに実績十分ですね！こちらの院はどのような症状の患者さんが多いのでしょうか？

大谷　アスリートのトレーナーとして活動しながら私が感じてきたのは、体の痛みに苦しむ一般の方が大勢いらっしゃるということです。長い人生を楽しく過ごしていただくためにも、そのような方々を治療することが自分の本当の使命だと考えるようになりました。そこで地域密着を掲げ、通院に便利な野洲駅前に開業したんです。駅チカということもあり、様々な症状でお困りの患者様に通っていただいています。

濱中　駅から徒歩0分という通いやすい立地はありがたい限りです。それでは、診療メニューや大谷院長ならではのお取り組みについても詳しくお聞かせください。

大谷　当院はひざ・腰の痛みから坐骨神経痛、ぎっくり腰、肩や首のこり、頭痛などさまざまな症状に対応しています。施術で私が心がけているのは、初めて当院へお越しになったその日のうちに痛みを取ることです。少なくとも、10の痛みを9や8のレベルにまで緩和することを目指します。そのために技術面の工夫を凝らすだけでなく、私との会話で気持ちを軽くしてお帰りいただき、次回の来院に希望を持ってもらいたいと思っているんです。自宅と職場の間にあるいわば「第3の居場所」として、患者様の生活を豊かにすることをコンセプトに掲げています。

濱中　希望を持ってもらう治療ですか！私も現役時代は怪我との戦いでしたから、よくわかります。大谷院長は患者さんとしっかりコミュニケーションを取りながら治療していくというスタイルなんですね。

大谷　はい。痛みをなくすには体の筋力や柔軟性を高めることが大事です。しかし、これらの能力は急に上がりません。ですから当院の施術の流れは、最初に治療プランをご提案したうえで体を鍛えながら電気治療なども駆使し、少しずつ痛みを取りながら快方を目指します。

濱中　クオリティオブライフといいますが、大谷院長と出会ったことで生活の質が上がったという患者さんも多いのでは？

大谷　40代から60代の患者様で圧倒的に多く見受けられるのが、まったく運動をしていない方なんですよ。受付から施術室までの数メートルも歩けないほど重篤な症状の患者様もいらっしゃいます。そのような方の多くを私は当日のうちに徒歩で帰れる程度まで回復させるんです。おかげさまで「ここに来れば元気になれる」「本当にありがたい」と、お喜びの声を多数いただいています。