注目企業インタビュー
創意工夫で難現場を突破
“人”が魅力の解体工事会社
「勤めてよかった」と言われる企業に!

▲ 中学時代からの友人で、事務を務める上野雅世氏[写真左]と共に
濱中 お話をうかがう中で、杉野社長がとことん「人」を大切にされていることが伝わってきました。その思いを軸に、これからも会社を発展させていかれるのでしょうね。
杉野 もちろん、そのつもりです。私たちが若い頃の建設業界では現場で働く職人の多くが非正規雇用で、安定した生活を送るのが難しい状況でした。確定申告の方法や社会保障の知識を学ぶ機会もなく、将来に不安を抱えながら働く職人も少なくなかったんです。おかげさまで当社にも若手の職人が増えてきましたが、彼らには私たちと同じような苦労をさせたくない。それが私の一番の願いです。
濱中 社員の皆さんに対する杉野社長の深い愛情が伝わってきます。
杉野 社員は私にとって家族のような存在です。彼らがいるからこそ、私があり、会社がある。だからこそ、職人たちが安心して働き、明るい将来を描ける環境を整えていきたいと思っています。職人たちにも、そのご家族にも、「丸野興業(株)に勤めて本当によかった」と心から思ってもらえる会社に成長させることが、私の目指すビジョンです。

GUEST COMMENT
濱中 治
プロ野球チームに欠かせないのは、優れた監督とヘッドコーチ。企業も同じで、見事な指揮を執る杉野社長と、参謀役の加賀美専務がそろう丸野興業(株)さんが強い組織へと成長したのは当然だと感じました。技術の指導だけでなく、人間教育にも力を注ぎ、社員が生き生きと働ける環境を築く――その目標に向かって共に歩むお二人には、まさに「異体同心」という言葉がぴったりです。これからも、抜群のコンビネーションと固い絆で会社をさらに発展させ、業界をけん引していってください!