一歩を踏み出したい人へ。挑戦する経営者の声を届けるメディア

Challenge+(チャレンジプラス)

注目企業インタビュー

雹害車のへこみを即座に修理
全国を行脚する熟練職人集団

 

高収入を目指せるヘイルマンを育成

 (株)ライトホープさんには、外国人のヘイルマンの方も多数、在籍していらっしゃるようですね。

門倉 はい。雹害が当たり前に発生する海外には優秀なヘイルマンがたくさんいて、当社にもブラジル人やアメリカ人のヘイルマンが在籍してくれています。彼らの腕は本当に素晴らしく、1人で1ヶ月に50~60台もの車をリペアすることもあるんです。当然、それは収入にも反映されるため、優秀なヘイルマンは月収で1500万円を稼ぎます。

 ええ!?年収ではなく、月収でそんなに稼ぐのですか!驚きを通り越して言葉が出なくなりそうです。多くの人を助けられる技術で、収入面も魅力的となると、日本人にもぜひヘイルマンを目指してもらいたいものですよね。

門倉 もちろんです。そこで当社では、YouTubeやTikTokを活用してデントリペアの情報を積極的に発信しているほか、当社で実際にデントリペアの技術を学べるスクール事業も展開しています。こちらについては全30回で100万円と、あえてハードルを高くしているんです。

 それは理由が気になりますね。門倉社長の思いを語っていただけますか?

門倉 デントリペアの仕事は高収入であるぶん、非常に高い技術が求められます。だからこそしっかりと人生設計を考え、長時間の授業に納得のうえで挑戦していただきたいんです。ご本人のやる気や資産の状況を見させていただき、不安要素がある場合はお断りすることもありますし、「安心して技術を伝えられる」と感じた方のみ入学していただいています。

 本気でチャレンジできる人、それが門倉社長の求める人材というわけですね。近年は日本でも雹が降る頻度が目に見えて高くなっていますから、需要に応えるためにも門倉社長にはぜひ優秀なヘイルマンを育てていただきたいです。

門倉 嶋さんがおっしゃる通り、ここ数年で日本の雹害件数は一気に増えました。それに対して、先ほども申し上げた通り国内のヘイルマンの数は不足しているのが現状です。これは私がまだ修業中の頃ですが、ある地域に大規模な雹害が発生し、販売店様の車を修理することになりました。その時は夕方から深夜3時まで施工を続け、朝になったら当時勤めていた病院へ向かうという過酷な作業を続け、何とか300台もの車をリペアしたんです。

 門倉社長のデントリペアに懸ける情熱が伝わってくるエピソードですね。

門倉 また、古い車種に乗っていた方が雹害に遭うと、メーカーにパネルの在庫がなく交換できないというケースも往々にして発生します。そんな方にとって、デントリペアは頼みの綱ですから、当社としては後進をしっかり育成しつつ、お客様のお車を可能な限り守る役目を果たしていきたいですね。傷ついた車を目の前にしてどうすればいいか悩む前に、ぜひ当社にご連絡いただきたいです。
 

紹介システムやフランチャイズで躍進

 デントリペアを専門に手がけてくださるヘイルマンという存在について、まだ知らない人も多いかと思います。認知度についてはどう感じられていますか?

門倉 今は中古車販売店様やディーラー様と提携し、その店舗のお客様の車を修理する仕事がほとんどで、個人の方からお問い合わせをいただくケースはあまりありません。しかし、雹害でへこんだ車を板金やパネル交換で修理すると1年以上待つうえに事故車になってしまうということで、途方に暮れているお客様はたくさんいらっしゃいます。そこで当社のサービスを知ると、皆様「信じられない」という表情になるんです。

 そうでしょうね。これだけ素晴らしいサービスですから、私もできるだけたくさんの方に(株)ライトホープさんのことを知っていただきたいですよ。

門倉 ありがとうございます。実は、私たちのことを多くの方に知っていただくための取り組みの1つとして、当社ではインフルエンサーの方に向けた紹介制度もご用意しています。雹害があった地域の方に当社のことをご紹介いただき、実際に施工につながった場合は1台当たり5%の紹介料をお支払いいたします。相場としては1台3~5万円で、まとめてご依頼があればそのぶん報酬も大きくなりますから、インフルエンサーの皆様にはぜひご検討いただきたいです。

 プロモーションの施策もしっかりされていて隙がないですね!私も次の仕事にさせていただきたいくらいです(笑)。

門倉 嶋さんにならぜひお願いしたいです(笑)。また、現在、当社では加盟料や準備金が0円のフランチャイズも展開しています。雹害車の修理をこれだけの規模で手がける会社は国内には他にないので、この業界で本格的に仕事をしたいと考えていらっしゃる方は、ぜひお声掛けいただければ幸いです。当社の最終目標は、「LHS(Lighthope Hail Service)」のブランドを浸透させること。「雹が降ったらLHSに相談しよう」と日本中の方に思っていただける会社にまで成長したいと考えています。そのためにもさらにデントリペアの技術を広め、車業界を新たな面から活気付けてまいります!
 

GUEST COMMENT

嶋 大輔

異常気象が多発する日本も、いよいよ雹害を無視できなくなってきました。「大切な車が雹のせいでボコボコになってしまったら…」と不安に思っていましたが、(株)ライトホープさんやヘイルマンの方々の存在を知り、安心することができました。お客さんが喜び、販売店に頼られ、職人さんにも高収入をもたらすデントリペアは、まさに誰もがwin-winになれる素晴らしい事業です。門倉社長の力で、ぜひ今後も日本中のリペア業界に革命を起こしてください。さらなる飛躍を心から期待しています!

 
 

1 2