PROFILE

営業として印刷会社に勤務。手帳の仕事を任された時に、毎年同じものをつくるよりも新たな提案をしようと考え、試行錯誤を繰り返す。2019年に独立。商業印刷に加え「手作り手帳研究所 Penotty」を立ち上げて、オリジナルノートの魅力を広めるべく奮闘している。

COMPANY DATA

石黒　自分だけのオリジナルノートをつくれるサービスで人気の（株）コムアルファさん。まずは、石井社長が起業したきっかけについて教えてください。

▲ 「Penotty」には、ペットの誕生日やマイクロチップ番号などを記したり、一緒に遊んだ思い出を綴ったりすることができる

石井　私は以前、印刷会社の営業マンでしたが、独立を決意して2019年に商業印刷の事業を始めたんです。そしてずっと自ら企画した商品でお客様に喜んでいただきたいと熟考して、2024年から「手作り手帳研究所 Penotty」をスタートさせました。

石黒　私もノートが大好きなので、こちらのサービスを詳しく知りたいです。

石井　オリジナルノート「Penotty」の表紙には、ワンちゃん用・ネコちゃん用のテンプレートを豊富にご用意しているんです。お気に入りのデザインをお選びいただきスマホで撮った写真をサイトに送っていただくだけで、世界で1冊だけのノートにしてお届けします。リングも7色からお選びいただけますし、大きさは持ち運びに最適なハンディサイズです。また、フリーデザインならお子様やご家族の写真などもOKなので、子育て日記に最適ですよ。

石黒　私は学生時代から手帳に日々の出来事をまとめていましたし、3人の子どもの育児日記も末の子が6歳になるまで書いていました。手書きのノートは頭の中を整理したり、人生を振り返ったりするのに最適ですよね。それに、たとえ嫌なことがあっても手帳に書けば心の中がすっきりできます。

石井　石黒さんのおっしゃる通りです。スケジュールの確認などデジタルのほうが便利なものはスマートフォンを使えばいいのですが、今の気持ちを記したり、誰のために何をするかまとめたり、将来の夢を書いたりと、しっかり考えて自分自身を「棚卸し」するには手書きのノートが最適だと思います。私も、手帳を活用することで自分をコントロールできるようになって幸せを実感しており、この感覚を1人でも多くの方に知っていただきたいんです。

石黒　「Penotty」の可能性は無限大ですね。人気にますます火がつくのは間違いありませんよ！

石井　ありがとうございます。当社は「Penotty」のブランドを確立し、手帳・ノートの使い方を中心に多様な手書き文化を提供していきたいんです。今回、石黒さんにお越しいただいたのは私が書斎のように使っている事務所ですが、この部屋をカフェにしたような、自分を見つめ直したり、人生を考えていくレンタルスペースを展開していきたいとも思っています。

GUEST COMMENT

石黒 彩

かわいらしくて、かつ機能的な「Penotty」は、家族や友人へのプレゼントとしても喜ばれる手づくりノート。矢印や吹き出しやマークを書いたりして自由に楽しめるのも、手書きならではの良さですね。愛着が湧いて片時も離せなくなりそうな「Penotty」の普及を応援しています！