注目企業インタビュー

教育・スクール
本格野球指導から基礎的な体づくりまで
子どもの運動能力を育むスポーツ教室
株式会社EQスポーツ
代表 小川 葵
副代表 西脇 達也
PROFILE
代表 小川 葵
高校時代まで野球に打ち込む。進路選択のタイミングでプレーヤーからサポーターに回ることを決め、アスレティックトレーナーの資格を取得。高校のトレーナーやオンラインでの指導に携わった後、2023年にEQスポーツ教室を立ち上げた。
副代表 西脇 達也
小川氏とは同じ高校の野球部の先輩・後輩の関係。プロ野球選手を目指していたが、大学時代のケガが原因で断念。自らの技術や知識を子どもたちに伝えたいと思っていたところ、小川氏から声を掛けられ、(株)EQスポーツに参画した。
COMPANY DATA

- 住所
- 〒500-8263
岐阜県岐阜市茜部新所1-240 倉庫2F - URL
- https://eqsports.jp/
嶋 岐阜市内で2つのスポーツ教室を運営されている(株)EQスポーツさん。小川代表と西脇副代表が一緒に開業されるまでの歩みから教えてください。
小川 私たちは同じ高校の野球部出身で、西脇は1つ上の先輩です。私は進路選択をする際にプレーヤーではなくサポート側に回ろうと決意し、専門学校でアスレティックトレーナーの資格を取得しました。独立してしばらくは高校のトレーナーやオンラインでの指導をしていましたが、やがて子どもたちに対面で指導をしたいと考えるようになり、2023年に教室を立ち上げた次第です。
西脇 高校野球では惜しくも甲子園出場に届かず、大学時代のケガで夢だったプロ入りへの道も断たれた私は、「自分が次にできることは今の子どもたちに知識や経験を伝えることだ」と思っていました。だから、小川から声をかけられて、すぐに一緒にやろうと決意しました。
嶋 旧知の仲のお二人が手がけていらっしゃる教室は、きっと雰囲気が良いのでしょうね。下奈良店と茜部店、それぞれの特長をお聞かせいただけますか?
小川 下奈良店は7歳からの野球教室、茜部店は4歳から12歳までの運動教室およびダンス教室という位置付けです。それぞれ、野球コースはプレーヤーとしての上達を目指す内容、運動コースは運動能力の基礎が学べる内容となっています。
嶋 最近は子ども向けのスポーツ教室が増えている印象もありますが、その中で(株)EQスポーツさんの特色についてぜひ語ってください。
小川 少人数制であるところだと思います。1人の先生が10人や20人ぐらい教える教室が多い中、私たちは運動コースの定員がトレーナー2人に対して最大7人、野球コースもトレーナー1人に定員3人を目安に、最大でも6人までに収めています。
嶋 一人ひとりにきめ細かい指導をしてくださる、ということですね。
小川 はい。子どもの運動能力がどこまで発達するかは9歳から12歳の間にほとんど決まってしまうので、ただ体操するだけでなく、投げる、蹴る、走るなどいろいろな動きを取り入れ、野球コースも1回のプログラムの半分ぐらいをウォーミングアップに割り当てて、より動ける体づくりを行います。

▲ EQスポーツ教室の指導風景。少人数制で一人ひとりにきめ細かい指導を行えるシステムが生徒たちの確かな成長につながっている
西脇 生徒たちには、とにかく失敗を恐れず、どんどんチャレンジしてほしいです。当教室はどんなミスがあってもポジティブな言葉に変換して教えますから、くじけずに続けやすいと思います。
嶋 今後についてはいかがですか?
小川 「誰1人置いてけぼりにしない教室」を掲げ、生徒たちが小さな成功を積み重ねてパフォーマンスを上げていくところを見守りたいです。いずれ、この教室から有名なアスリートを輩出することを想像すると、ワクワクしますね!

GUEST COMMENT
嶋 大輔
対談中、爽やかな笑顔でお話ししてくださった小川代表と西脇副代表。私の時代のようにスポ根ではなく(笑)、お二人のような方に丁寧に指導してもらえる今の子どもたちは幸せだと思います。(株)EQスポーツさんからたくさんのアスリートが育つことを期待しています!