注目企業インタビュー

建設
技術力を武器に現場に合わせた施工を提案
少数精鋭で躍進するリフォーム工事のプロ
株式会社 グラフィアス
代表取締役 石井 龍次郎
PROFILE
学生時代は野球に打ち込む。学業を終えると10代から内装リフォーム会社でクロス張りの仕事に携わる。20歳で独立すると、一人親方として約15年にわたってさまざまな現場を手がけ、2021年に法人化。現在は内装・外装工事に加え、大工工事や解体工事などリフォーム全般に幅広く対応している。
COMPANY DATA
- 住所
- 〒351-0115
埼玉県和光市新倉3-5-23 - URL
- https://www.graffias-21.com/
緒方 内装・外装工事など住宅のリフォーム工事一式を手がけていらっしゃる(株)グラフィアスの石井社長。職人としてのキャリアはもう長いのですか?
石井 はい。16歳の時に紹介で内装リフォーム会社に入り、クロス張りを手がけてきました。その後、20歳で独立してからは一人親方として15年ほど現場経験を積んできたんです。
緒方 まさに現場たたき上げ、といった感じですね。法人化の経緯については?
石井 依頼していただいた仕事を断らずに対応し続けているうちに、内装だけでなく大工工事や解体、クリーニングに至るまで幅広い案件が集まるようになって。リフォーム全般を手がけるに当たっては法人化する必要があると考え、2021年に当社を立ち上げた次第です。
緒方 なるほど、順調に事業が広がっている証拠ですね。
石井 ありがたいことに協力会社様も増え、工事の規模も大きくなってきました。私自身は人材の管理や経理などの仕事が多くなりましたが、現場でしか学べないこともあるので、お客様との信頼関係構築のためにも、なるべく現場には出続けるようにしているんです。
緒方 野球解説の仕事も、現場へ行かず解説だけしていると説得力がなくなっていくので、石井社長のお話にはとても共感します。一緒に働く職人さんたちの育成では何を意識されていますか?
石井 とにかく現場で多くの経験をさせることですね。私自身もそうだったように、現場で成功も失敗も経験し、責任のある仕事とは何なのかを体感したうえで成長していってもらいたいな、と。一人前の職人として、皆には独立できるようになってほしいと思っています。
緒方 そこまで考えて指導してくださるというのは、若い職人さんたちも嬉しいでしょうね。お話をうかがっていて、石井社長からは職人らしい一徹さと、柔和で誠実なお人柄の両方を感じられます。
石井 緒方さんにそうおっしゃっていただけると嬉しいです。最近はお客様からのご紹介で仕事を依頼していただくことも増えており、そのご期待に応えるべくコミュニケーション面にも細心の注意を払っています。この業界にはいい加減な見積もりをする業者も少なからずいるので、そうした悪いイメージを払拭するためにも、お客様の声にはしっかり耳を傾け、現場に合わせた適切な施工をご提案することを徹底しているんです。これまで培ってきた技術を最大限に生かした質の高い仕事を提供していきたいですね。
緒方 では最後に、会社としての将来のビジョンについても語ってください。
石井 若い人材の採用と育成に力を入れて、彼らと一緒に現場に出ることで活気のある会社にしていきたいと考えています。私自身、走り続けていないといけないタイプなので、これからもお客様のために一生懸命、汗を流し続けます!

GUEST COMMENT
緒方 耕一
石井社長のお話をうかがっていて、経営者である前に1人の「職人」さんなんだろうな、と感じました。誠実で実直、お客さんからも信頼されているからこそ、事業が順調に広がっているんでしょうね。ぜひ後進の育成にも力を入れ、業界で働く魅力を伝えていってください!今後のご活躍にも期待しています。