注目企業インタビュー

サービス
ドライバーの報酬を増やし皆の家族を幸せに
笑顔と真心で荷物を届ける軽貨物物流会社
ファムリンク 株式会社
代表取締役CEO 太田 考一
PROFILE
東京に本社を構えるキヤノン(株)に 20 年ほど勤務。その中で、労働組合にて委員⻑も務める。37 歳で退職し、鹿児島県で実弟が経営していたソフトウエア開発会社「富士電子計算」に参画。2013 年にファムリンク(株)に社名変更し、2020 年から軽貨物物流事業を専業に。現在は約 120 名のスタッフと共に九州全域で事業を展開している。
COMPANY DATA
ファムリンク 株式会社
- 住所
- 〒 890-0037
鹿児島県鹿児島市広木 - URL
- https://famlink.co.jp/
2020年に軽貨物運送事業に参入し、現在約120名のドライバーを抱えるほどの急成長を遂げたファムリンク(株)。真心と笑顔を大切にした配送をドライバー全員で徹底するとともに、皆が働きやすい環境をつくる太田社長の経営理念にタレントの矢部美穂さんが迫った。
物流業界に新規参入し業績を拡大
矢部 九州全域を対象に軽貨物物流業を手がけるファムリンク(株)さん。まずは太田社⻑のこれまでの歩みを教えてください。
太田 もともと当社は1983 年に私の実弟が創業した会社でして、1988 年頃からは「富士電子計算」という屋号で販売、仕入、経理、給与管理等のアプリケーションソフトの開発をしていたんです。一方、私は東京に本社を構えるキヤノン(株)に約20 年勤務しており、最終的には労働組合の専従となり、委員⻑に就任しました。そして36 歳の時に役目を終えて職場に復帰したタイミングで、以前からあった起業独立への思いが募り、実弟に相談して2 人で会社を経営することにしたんです。
矢部 温めていた起業への情熱が燃え上がったわけですね。
太田 ええ。その後は2013 年に「ファムリンク株式会社」という社名に変更し、事業内容もネット通販やスマホリペア部品販売、電子タバコ関連等すそ野を広げていったんです。しかし、急激な円安の影響と競合他社との競争激化などもあり、次第に事業の採算が合わなくなっていきました。そのタイミングでご縁にも恵まれ、2020 年に当時手がけていた事業をすべて打ち切り、軽貨物物流業一本で再スタートすることを決意したんです。現在は大手企業様と提携し、宅配便、チャーター便や定期便、スポット便など幅広い物流配送事業を手がけています。わずか数人だったドライバーも約120 名まで増え、営業所も27 ヶ所に拡大し、大分県を除く九州全域に荷物をお届けしているんですよ。
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