スピードとクオリティに絶対の自信を持つ
自社施工にこだわる総合建設のプロ集団

近隣へのあいさつや配慮も欠かさない

嶋　現場に関わるすべての職人さんが誇りを持って日々の仕事と向き合われていることが伝わってきます。

奥山　ありがとうございます。そのため当社ではできる限り外注を使わず、自社施工することにこだわっています。また、ご依頼についてもできる限り一次受けで承るようにしているんです。そうすることで、複数の会社が介入する際に生じてしまう情報のすれ違いをなくし、お客様からのご質問にもスムーズに自社で責任を持ってお答えできるようにしています。なるべく他社を通さず自社で執り行うからこそ、お客様との打ち合わせもしっかりと行えて、丁寧にご要望をくみ取ることができるんですよ。

嶋　それは素晴らしい。実際の工事の際には、どのような点を大切にされているのですか？

奥山　工事を始める前には、近隣にお住まいの方へのごあいさつは欠かしません。特に、足場工事はどうしても大きな音が出てしまうもの。近隣に住む方の中には、夜間に仕事をして昼間は寝ていらっしゃる方もいらっしゃいます。ご迷惑をおかけしてしまう立場だからこそ、お菓子やタオルなどとともにご近所へのごあいさつは必ず行うんです。もちろん施工中も通りかかった方にはお声がけをするなど、建設のプロとして近隣の皆様への配慮を何よりも大事にしています。

嶋　見事なご対応です。しかし、なぜそこまで気を遣ってくださるのですか？

奥山　お客様にとって家の購入というのは、人生で一度あるかどうかの大切なお買い物です。お客様の印象を良くしてご近所付き合いを壊さないようにすることも、当社の役割の1つだと思うんですよ。
　

仲間と共に日本の技術を世界へ

嶋　人材育成で大事にされている点についてもぜひ教えてください。

奥山　仕事に限らず、勉強でもスポーツでも、1から始めて習得するまではとても大変だと思うんです。ですから従業員にはキャパシティがオーバーするほどの作業をさせることはありません。危険の予測や察知ができるまで、安全面に配慮をして順序よくステップアップさせるよう心がけています。そして先ほどもお話ししたように、役職や上下関係に関係なく、皆が同じ立場で高め合える体制を整えていますね。

嶋　お話をうかがい、「鳶正総合建設」さんの未来がますます楽しみになってきました！とても気になっていたのですが、社名にはどのような思いが込められているのですか？

奥山　私は貴正という名前ですが、兄は漢字を逆にした正貴という名前なんですよ。また、父の名前は正行なので、独立する時に3人に共通する「正」の字を社名に入れようと決めました。今後も家族を始め、たくさんの人たちに支えられて生まれたこの会社を、皆と共により成長させて、いずれは日本の技術を世界へ持っていきたいと考えているんです。そのためにも、プロとして目の前の現場に日々本気で取り組んでいきたいですね。
　

GUEST COMMENT

嶋 大輔

ご家族や仲間の職人さん、お客さんなどへ感謝の気持ちを素直に表現できる奥山代表はとても素敵な経営者であり、素晴らしい職人さんだと感じました。そうした真っすぐな姿勢と誠実なお人柄があるからこそ、周囲の方々も付いてきてくれるのだと思います。これからも仲間と共に、世界にその名を轟かせる会社をつくり上げていってください！