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注目企業インタビュー

八王子市を障がい者福祉の先進地域に

 福泉代表理事は保育士になられて現在7年目だとお聞きしています。これまでのご経験の中で特に印象に残っている出来事があればお教えください。

福泉 保育園で働いていた時、重い障がいがあるお子様の保育を担当したことがあったんです。保護者様からお叱りを受けることも多々ありましたが、めげずにそのお子様と真摯に向き合い続けました。すると、卒園の際に保護者様から「本当にありがとう」と泣きながら感謝していただけたんです。お子様にどれだけ真剣に向き合い、尽くしてあげられるかが重要なのだとその時痛感しましたね。

 事業所の他に、NPO法人として取り組んでいきたいことはありますか?
福泉 障がいのあるお子様同士の交流の場を提供していきたいと思っています。その中で、保護者様のお悩みに寄り添ったり、保護者様同士がお互いに助け合えるようなコミュニティをつくったりしていきたいですね。また、障がいのある兄弟姉妹を持つ「きょうだい児」は、保護者が障がい児のケアを優先せざるを得ないことから、孤独やつらさを抱え込んでしまうことがあります。そんなきょうだい児のお子様たちに対しても支援を行っていきたいと思っているんです。

 幅広い方への支援を考えていらっしゃるのですね。

福泉 ええ。近年は、大人になってから初めてご自身の障がいに気付く方もいらっしゃいます。ですからゆくゆくは、障がいがある方の雇用について、企業さんにアドバイスできる立場になれたら、と考えています。

 福泉代表理事の情熱の源についても、ぜひおうかがいしたいです。

福泉 子どもたちや保護者の方々の笑顔を見られたり、感謝のお言葉をいただけたりすると、「頑張らないと」とより熱い気持ちになるんです。私は今、自分が地域の障がい者福祉を引っ張り、八王子市を障がい者福祉の先進地域にするぐらいの気持ちでこの事業に取り組んでいます。その一環として、障がいの有無にかかわらず誰もが楽しく遊べるインクルーシブ公園を八王子市に整備しようと動いています。誰もが平等に楽しく過ごせるインクルーシブな社会を実現できるよう、まずはここ八王子市を拠点に挑戦していくつもりです!

GUEST COMMENT

嶋 大輔

周囲の方から「いつも笑顔だね」と声をかけられるという福泉代表理事。逆境にも負けず、ひたむきに障がい者福祉に取り組んでこられた代表理事の情熱に触れ、私も言葉を失うほど感動しました。挑戦する気持ちを常に持っている代表理事であれば将来、八王子市の障がい者福祉を背負って立つ存在になるでしょう。その日が来るのを私も心待ちにしています!

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