コラム

知識・スキル・ノウハウ―ビジネスを円滑に進めるための要素はさまざまあるが、真の成功者はそのビジネスに取り組むうえでの“マインド”を持っているものだ。そんな視点に基づき、多種多様な業界で活躍する経営者の中でも、ビジネスの「核」となりうるマインドを持つ人物にスポットライトを当て、読者が仕事と向き合う際の新たな気付きとなるような情報を発信するコラム企画。
1.不動産は買ってからが本番
――ReBIRTH(株)の具体的な事業内容は?
投資用不動産の販売・管理を軸に、お客様の資産形成をサポートしています。当社が目指しているのは「物件を売って終わり」ではなく、資産形成の“コンシェルジュ”として伴走すること。忙しい方ほど、資産形成は早いうちに始めるべきだとわかっているのに、時間がなくて先延ばしになってしまっているケースが多いのが現状です。そこで、当社が資産形成の目的をうかがい、それを達成するための予定を組み、関係各所との調整も含めすべてに対応します。
――資産形成の“コンシェルジュ”として、すべてを支援してくれる?
はい。ご相談から購入、その後の管理にとどまらず、将来的にその物件を手放すタイミングの判断まで含めて、一貫して対応しています。例えば、管理会社や修繕業者など運用に関わる関係先は当社が窓口となって束ね、状況に応じた調整や手配もします。仮にトラブルが起きた場合も、できるだけ早く対応する体制を整えています。不動産投資は「買った瞬間がゴール」ではありません。むしろ購入後こそ、成果を左右する要素が増えていきます。そのため、運用が想定通りに進んでいるかを確認して必要があれば修繕をするなどの判断をし、安定した状態を保つ。その積み重ねによって、お客様が思い描いていた資産運用の姿に近づいていくと考えています。だからこそ、購入時点の条件だけで判断するのではなく、保有している間に何が起きても対応できる設計になっているか、そして、最後に手放す局面でも納得していただけるか―その視点で全体を組み立てることが大切だと思います。
――設計をするうえで特に大事にしていることは?
まずはお客様の目的をはっきりさせることです。節税なのか、あるいは将来のライフイベントを見据えた備えなのか。目的が違えば、選ぶべき戦略も当然変わります。お客様の状況を丁寧に整理し、無理のないスケジュールで進めていく。そこが私たちの役割だと考えています。
2.誠実な取引のために起業
――森田社長が不動産の世界に入ったきっかけと、起業に至るまでのキャリアは?
原点は、私が5歳の頃に父が賃貸併用住宅を建て、不動産投資を始めたことです。当時、父が繰り上げ返済を優先し、贅沢を控えて生活する姿を見ていました。仕事を引退してからは家賃収入が安定し、余裕のある生活ができていた。そういう姿を見てきた私は、「不動産は学んでおけば人生のどこかで必ず役に立つ」と実感したのです。 会社員として投資用不動産の現場に入ってからは、営業職として数字を追う厳しい環境も経験しました。結果が出ずに苦しかった時期もあります。ただ、その経験があったからこそ、自分自身の働き方を見直すきっかけにもなりましたし、「数字だけを追うのではなく、お客様と真摯に向き合いながら長く信頼関係を築いていける仕事がしたい」という思いを強くしたのです。お客様にとって不動産投資は、人生に関わる大きな選択です。だからこそ透明性を高め、誠実な取引を実現したい。その思いから2017年に当社を設立しました。不動産は大きな金額を扱うので、「誰から買うか」で結果が変わってしまう。ですから、お客様からご依頼いただく決め手になるのは、結局のところ“信頼”なのです。だからこそ、最初からメリットだけを強調するのではなく、リスクも含めて誠実にお伝えすることを徹底しています。
3.医師の不安をクリアに!
――『現役医師が本当にやっている資産形成術』を出版された経緯と、本書で一番伝えたいことは?
医師の方々の資産形成を支援する中で、共通する不安や悩みがあると感じてきました。そうした不安を少しでもクリアにし、正しく考えるためのリテラシーを届けたいと思ったのが出版の大きな理由です。書籍が持つ影響力は大きいですからね。また今回は、現役医師である村松大弐先生が共同執筆してくださるという話があったことも、背中を押してくれました。医師の立場から資産形成の体験を語っていただくことで、読者に伝わるリアリティがまったく違うと思ったのです。そして、本書で一番伝えたいのは、「資産形成は誰とやるかが大事」ということ。不動産投資は金額が大きいぶん、情報の受け取り方1つで結果が変わります。だからこそ、目先の条件だけで判断するのではなく、信頼できるコンサルタントと長期で戦略を組むことが重要だと思っています。日々忙しく、資産形成を考えたくても後回しになってしまう医師の方は少なくありません。そうした方々に向けて、まずは不安を言語化し、必要以上に振り回されないための視点を持っていただきたい。実際に本書では、「手元にお金が残りにくい」「税金や社会保険料の負担が重い」といった医師ならではの悩みを具体的に取り上げています。そのうえで、不動産投資を単なる“儲け話”としてではなく、将来に向けた資産形成の選択肢の1つとして捉える視点を整理しました。それらを理解したうえで、どのコンサルタントなら長期で戦略を組めるか―その視点を持っていただければ、本書の役割は果たせると思っています。
4.不安でも前には進める
――不動産投資に限らず、不安が先に立って一歩踏み出せない人は多い。森田社長自身は、そうした不安とどう向き合い、前に進んできたのか?
私は独立前の営業職時代に、つらい思いをたくさんしました。その中で、自分という人間が何を求め、何を大事にしているのかを把握し、自分に負けないように心がけていたからこそ、苦しい局面を切り抜けてこられたと思っています。己を知り、「今日が雨でも、明日は晴れる」と気持ちを切り替えて前に進むことで困難に打ち勝ってきた。その積み重ねの延長に今があると思います。今後もその思いを大事に日々挑戦を続けたい。そして、これからも当社は、お客様に信頼され、末永く支援ができる会社でありたいと思います。
『現役医師が本当にやっている資産形成術』村松 大弐 × 森田 潤 医師は高収入と思われがちだが、実際には「なぜか貯まらない」「お金の不安が消えない」と悩む人も少なくない。本書は医師専門の資産形成支援を行う著者が、医師だからこそ必要な戦略を整理し体系化している。さらに共著者である現役医師が自身の経験をもとに、迷いから抜け出すまでの実践ストーリーを語る。医師特有の不安や負担を“整理できる形”に落とし込み、次の一歩を考えるためのヒントを提示した1冊:パノラボ (2026/2/14) ReBIRTH 株式会社 〒107-0062 東京都港区南青山7-10-7 6F URL:https://www.rebirth.tokyo.jp/ 発行:株式会社フォーウェイ 発売:株式会社パノラボ ご購入はamazonから |

