一歩を踏み出したい人へ。挑戦する経営者の声を届けるメディア

Challenge+(C-plus)

注目企業インタビュー

理事長 射場 小百合
北九州市出身。幼稚園や保育園に勤務した後、自身の妊娠中の経験からどのような理由があろうとも子どもを預かってくれる場所が必要だと、「家庭保育園星ヶ丘わんぱくハウス」を設立。NPO法人の時代を経て、2021年、直方市にて(福)わんぱく福祉会を発足した。

管理者 村上 優志
2015年頃に、知人との縁から射場氏の展開する(福)わんぱく福祉会の理念に賛同し、参画に至る。障がいに関する知識のない状態から、射場氏の協力を得て勉学・資格取得に励み、現在は同施設の管理者となり、送迎やスポーツ指導などを通じて子どもたちを支えている。

社会福祉法人 わんぱく福祉会
住所 〒 822-0031
福岡県直方市植木2160-1
URL https://wanpaku-house.com/

福岡県で障害のある子どもから大人までを対象に、幅広い支援活動を手がける(福)わんぱく福祉会。射場理事長が設立した同施設は、障がいに悩む子どもと保護者の駆け込み寺として始まり、現在も実績を重ねている。その取り組みに、タレントの嶋大輔さんが迫った。


どんな事情の子どもでも預かれる場所を

 2021年に社会福祉法人の認可を受け、多様な挑戦をされている(福)わんぱく福祉会さん。まずは、射場理事長のこれまでの歩みをお聞かせください。

射場 私は以前は、保育園や幼稚園の職員をしていました。現在の事業を始めたのは、次男を出産するまでの体験がきっかけになります。妊娠中に切迫流産の状態になり、入院や通院で身動きがとれない中、当時2歳だった長男の預け先を見つけられず、大変な思いをしました。幸いにも次男は無事に生まれてくれましたが、同じようにつらい思いをして病院に通い、大切な命を亡くされた方がたくさんいたのを知り、どのような理由があっても子どもを預かってくれる場が必要だと感じたことから、北九州の星ヶ丘で2000年に設立したのが「わんぱくハウス」です。自宅を改造した、小さな家庭保育園として立ち上げたんですよ。

 20年以上前から、家庭的保育事業の先駆け的な存在だったのですね。なぜ、現在のように障がいのあるお子さんを中心に受け入れるようになったのですか?

射場 「てんかんの発作があるから」「障がいがあるから」という理由で一般の保育園で預かれないと言われた子どもたちが駆け込み寺のように集まって来たのがきっかけです。始めた2012年当時は福祉の保育園という認識でした。その後、障害者福祉法が変わり、障がい児も障害者福祉法に加わる様になった事がきっかけで、軽度障がいの子どもたちを対象に、障がい児通所支援施設(児童発達支援・放課後等デイサービス)がスタートしました。その後、直方市植木に移転をして、重度の障がいのある子どもも受け入れられる多機能型事業所に移行しました。

1 2

躍進企業応援マガジン最新号

2024年3月号予約受付中!