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注目企業インタビュー

佐賀県出身。看護師・保健師・養護教諭として約20年間医療に従事し、コロナ禍を機に独立。“紡がれた【いのち】には進むべき目抜き通りがある”を信条に、チームコーディネート、組織構築、人財育成の経験を生かし、企業の組織マネジメントを心身両面からサポート中。

樹 -ITSUKI-
住所 神奈川県横浜市
URL https://itsuki-group117.com/

岩崎 髙橋さんは、企業の組織マネジメントやヘルスケアのサポートを手がけていらっしゃるそうですね。

髙橋 はい、「会社の保健室の先生」です。経営者、マネジメント層、一般社員の方々のトップダウン含めたお悩みの相談をお受けしています。長年、病院にて看護師・保健師をしていましたが、コロナ禍を機に独立を決めました。そこで改めて自分を見つめ直した時に、私は人の心を支えることと、人間関係の構築が得意であることに気付きました。看護師時代にチームリーダーとして組織をまとめていく過程においても、「心理的安全性」のある職場づくりを心がけていました。持ち前の明るさと話しかけられやすさが良い方向に働いたのかもしれません(笑)。そういったスキルで企業や社会に貢献すべく、当事業を立ち上げました。

岩崎 「保健室の先生」って、すごくいいですよね。「カウンセリング」と聞くと少し敷居が高いイメージですが、保健室の先生になら気軽に相談したくなってしまいます。

髙橋 まさにそんな存在を目指しているんです。せっかく人に生まれたのなら、上司や同僚と心を通わせて笑顔で働きたいじゃないですか。私は、価値観の違う人たちが企業の掲げるビジョンに一緒に向かっていく時には、各人が自分を深く理解することが大事だと思っています。自分の特性を生かして会社に貢献する方法を理解すれば、その人にとって仕事は生きがいになるし、職場は自己実現の場になりますよね。

岩崎 それぞれの方がご自身の能力をのびのびと発揮できれば、企業の成長にもつながりますよね。

髙橋 そうなんです。私は、“紡がれた【いのち】には進むべき目抜き通りがある”をコアメッセージとして活動しています。それぞれの方が自分の果たすべき使命を自覚し、やりがいを持って働けるように、皆さんの心に火を灯して明るい雰囲気をつくりたいと思っているんです。

岩崎 組織の潤滑油になるイメージですね。そして、自己理解が一番重要だというお話、すごくよくわかります。

髙橋 ありがとうございます。その方の特性や資質・生体リズムを知るために、空海伝来の「宿曜」という学問を使う場合もあります。その方の適性や現在置かれている状況を、多面的に奥深く知ることができるものです。江戸時代には徳川家康がチームビルディングに使っていたという痕跡もあります。

岩崎 なるほど、興味深いです。髙橋さんにとって、このお仕事は本当に天職なのでしょうね。

髙橋 ええ。時には難しい課題もありますが、そのほうが腕が鳴るんです(笑)。「戦わずして和す」をモットーに、今後もお客様に全身全霊で向き合って、より多くの方をサポートしていきたいと思っています。

 
GUEST COMMENT

岩崎 恭子

オープンマインドで、とてもお話ししやすい雰囲気をお持ちの髙橋さん。看護師時代に培った豊富なスキルやノウハウを、現在のビジネスで存分に生かされているのがよくわかりました。自分のことを深く理解し、やりがいを持って業務に当たれるよう、企業で働く方々をこれらからもサポートし続けてください!

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