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注目企業インタビュー

大手自動車メーカーのディーラーでトップセールスマンとして活躍。その後、独立を目指すために退職し、外資系の金融会社での営業を経て、2021年に(株)LANを設立した。従来の自動車業界の営業方針とは異なる新しい形での自動車販売を打ち出し、顧客の信頼を得ている。

株式会社 LAN
住所 〒225-0004
神奈川県横浜市青葉区元石川町7513-4 102
URL https://lan-action.com/

水野 こちらの会社は、一般的なカーディーラーの会社とは異なるスタイルで営業をされているとうかがいました。

肥後 ええ。当社では数多くのメーカーの自動車を扱っていますが、その中には市場の値動きによって高値で売却できる車もあります。つまり、価値のある時に車の売買をすると、オーナーにとって非常にメリットが生まれることになるんです。ただ、一般的なディーラーの場合、基本的には相場に関わらず、自社の車を販売しなければいけません。私はそこに疑問を持っていたことから、よりお客様のメリットになるような営業スタイルを確立し、それをより追求する意味でこの会社を設立したのです。

水野 なるほど。車というと、車検で手放すことを検討したり、ライフスタイルの変化などで乗り換えることを考えたりするケースが大半だと思いますが、肥後社長はある意味で車を投資対象としても考えておられるわけですね。そこまで考えて車を買う人は今までいなかったのではないでしょうか。

肥後 おそらくいないでしょうし、仮にいたとしても車の値動きの推移はディーラーでも予測できないくらいですから、一般の方が把握するのは難しいと思います。当社は常に車のオークション会場へ足を運び、車の値動きについて追い続け、どの車が高値で取り引きされるタイミングかを見極めているんです。そうすることでリアルな情報を提供できますし、場合によっては新車に乗り換えられるくらいの価格で売却できることもあるので、お客様には非常に喜ばれています。

水野 お仕事をされる際には特にどのようなことを意識されていますか?

肥後 「NO」と言わないことですね。ディーラー勤務時代にはできないことがたくさんあって、歯がゆさを感じる場面も多々ありました。でもお客様が本当に希望されているなら、それをしてあげたいと思っていたんです。また一見無駄な労力に見えるようなことでも、それによりお客様から信頼していただけるようになれば、新しい仕事につながることも身をもって体験していたので、今の姿勢は会社員時代からずっと貫いています。

水野 そうした方が身近にいてくださると本当にありがたいと思います。

肥後 お客様が何かあった時にまず相談できる存在となれば、他社と競合することがなくなりますし、仕事としても安定すると思います。私は、そうした仕事を通して人と人とをつなぎ、人の輪を大きくしていきたいのです。これからあと数年もすれば、自動車業界は大きな変革期を迎えるでしょう。そうなった暁にはビジネスの形自体が変わる可能性もあります。ですから当社も将来を見据え、異業種へも進出できる準備をしておかなければいけません。今はこのビジネスを通じて、しっかりとした会社の基盤をつくっておけるようにしたいと考えています。

GUEST COMMENT

水野 裕子

肥後社長は自動車業界においていわば「タブー」と呼べるものに対して疑義を呈し、それに挑まれた方。本当にすごいことだと思いますし、よりメリットのある買い換えを見据えた車の提案というのは、業界内でも革新的な試みではないでしょうか。今後も人と人をつなぎ、さらに成長していってくださいね!

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